永住の地を探して

現代日本の生活に嫌気がさした39歳(男)が何も決めずに勢いで日本を飛び出したけど戻ってきたぞ!俺に安息の地はあるのか!?

マロングラッセ・エクスプロージョン

06/10/2020

11時起床。

ここへ来てから1011時に目がさめる。オートストラーダ超特急の疲れが残っているのだろう。

テレビも無い、電話も無い、仕事も無ければ、嫁も居ない。

何時に起きようが誰にも迷惑がかからない。

そっちから見て仕事の無い俺は可哀想に見えるのだろうか?

テレビも電話も無い俺は毎日つまらなそうに見えるのだろうか?

30円のお茶が最高の贅沢だった俺は貧乏でケチくさいのか?

嫁は居ないが友人が毎日ご飯を作ってくれる。

 

日本を出立してから一番高価なものを買った。

正解者には「俺の趣味を知っているde賞」をプレゼントしよう。

ちなみに今までで一番高かった買い物は3.4€のドライマンゴーである。

 

マルコがクーネオという旧市街に車で連れて行ってくれた。

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牧歌的な村から来たオラ達は高層のヨーロッパの街並みに度肝を抜かれるのであった。

映画の中から映画の中に移動している感覚が強くて現実感が弱い。

中心の大きな広場でバザールをやっている。服屋が外に並び、屋根の下には食料品。はっきり行って海外へ行けばどこの国でも目にする日常的な光景なのだが、大好きである。

サマータイムが終わったヨーロッパでは冬服の準備が必要になってくる。

服のシルエットが目に新しい。レディースなのに欲しくなってしまうユニークな服を見つけることもあった。

クリムトとダリのマフラーは久々に物欲を刺激した。

が!2枚とも衝動買いギリギリのギリで物欲を抑えた。カッコいいマフラー持ってきてるし、何より僕は仕事してないからさ(花輪君風)。

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イタリアではエスプレッソの事をカフェと呼ぶ。

大通りのパティスリーでカフェ。

せっかくパティスリーに来たので甘いものを選びにショーケスースを覗く。

可愛くて美しいケーキ達の中に、白カビが生えそうな梅干しみたいな物体を発見、、、、何だこれ、、、???

 

!!

 

これ多分マロングラッセだ。

 

お菓子好きな人にはポピュラーかも知れないけど、俺はマロングラッセが何なのか知らなかったし見たことも食べたことも無かった。

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決まりですね。マロングラッセとクッキーとカフェ。

早速ひとかじり。

 

マ ロ ン グ ラ ッ セ !

 

これは美味ですなぁ。確かにexplosionマーベラス

イタリアのカフェはとっても少ないので、美味しいんだけど寂しい。

カフェ12杯まで。それ以上はカフェイン取りすぎになるらしいけど、飲みたいよ。

現状、何とか13杯で乗り切っているけど、カフェもカプチーノアメリカーノも常に飲みたいくらい美味い。

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その後マルコに頼んで本屋まで案内してもらい、知らない土地へ来た時に俺が欲しがる物第一位「地図」を手に入れた。

流石に住んでる場所の地図は無かったので、イタリア全体の地図を購入。小さいサイズが無くて超でかいやつを買った。

これが8.5€でこの旅で今の所一番高い買い物となった。

(イタリアではキャプテン翼の事をベンジーと呼び、とても有名な漫画の一つである。)

 

とりあえずざっと見て寝た。