永住の地を探して

現代日本の生活に嫌気がさした39歳(男)が何も決めずに勢いで日本を飛び出したけど戻ってきたぞ!俺に安息の地はあるのか!?

現実を見つめる

12/10/2020

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北イタリアの田舎暮らし、日本とのギャップを多々感じる。

どちらにも良い悪いはあると思う。

 

少しとりとめの無いまま書かせていただく。

一番感動的な事は、そこらへんの川の水がそのまま飲める。

先日の音出しも近くの小川で給水。軟水美味い。

栗を拾って食べるとか、自分の庭で作ったハーブとチリでパスタを作る。

食料に対してとても素朴。

大事なのは塩と水。これが上質なら料理は美味くなると確信した。基本にして全て。

日本の食卓塩、こいつはヤバイ。

人工的に作られたナトリウムは身体のミネラルを奪って排出させてしまう悪者だ。

天然の塩は身体にミネラルを補給してくれる大切な栄養素。

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毎日のように栗を食べているのだが、今日は生まれて初めて生で食べた。

スペインなどでは栗は生で食べるのがポピュラーだとか。

生だと渋皮剥くのが結構手間。味は甘めのナッツ、アーモンドよりも好みだった。

渋みというか、灰汁っぽいというか、そんな感じをアラッパというのだが、説明が難しい。

生の栗を渋皮付きで食べた口の中の感じをアラッパというので、興味ある方は栗を拾って試して見て欲しい。

(美味しいわけじゃ無いので、あしからず。)

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これはエリスのおばちゃんが作った自家製の酒。甘くて酒感は無いが、度数は高い。

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クリスの持っていたシロシビンキノコ辞典で日本の日影ちゃんを探す。

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そして、チリ生まれのクリスが本場のマテ茶をご馳走してくれた。

色んなルールがあって日本の茶道に通じるものがある。

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茶葉半端じゃ無い。このストローの先に茶こしが付いてて、そのまま飲める。

熱湯を少しづつ半分くらいいれたら1人前、飲んだら熱湯を入れて次の人に。

もう飲めない時にはサンキューと言って回すと次から渡されない

 

栗を拾っているとたまにリンゴの木があって、リンゴが落ちてる。

だいたい虫食いなのだが、虫に食われてない部分を食べてみる。

超美味い。甘くてみずみずしくて、農薬とか使ってないし、ワックスも付いてないので皮ごと。

美味いリンゴが”落ちて”て、それをそのまま食べられるって感動。

 

水がタダ、秋に栗、くるみをひたすら集める(何なら乾燥させて粉状にして保存食にする)、落ちてるリンゴを拾う。

薪はなんか分けてくれそうな気がする。

家さえあれば、頑張れば拾い食いで生きて行けるんじゃね!?!?マジで?

ハーブ、チリ、ニンニク、野菜も少し育てて、、、、玉ねぎ落ちてる場所見つけたらバッチリ。

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チリチャート。

日本で有名なハバネロがレベル7、クリスがレベル17のチリで作ったオイルをパスタにかけて食べる。激辛!だが美味い!!!

 

そんな夢のようで現実に出来そうな話は置いておいて、

結局移住の問題はビザと食料の確保。

ちなみに毎晩の作戦会議で、北イタリアは最高の土地だが住むにはランニングコストが行き過ぎる、という事で、

アルバニアポーランドクロアチアあたりを視野に次の動きを考え始めている。

冬も近い。12月にフォードの車検も切れる。

しばらく居れるはずだった今の隠れ家も今月一杯で出ることになるだろう。

 

はっきり言って俺に行き先はわからない。

何故ならば、今回の旅は、まずはミッコの行きたいところに行きたいからだ。

助言はしていくし、相談も乗っているが、ミッコの決断が楽しみである。

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そして、自分も現金を得る方法を改めて考えなくてはならない状況にあると思う(当たり前だ)。

明日は朝から栗拾いに行く。1kg23€の現金になるらしい。

体感だけど良いポイントがあれば67kg/hくらいは取れる気がする。

明日が楽しみである。