忙しすぎるのも考えものだ
18/10/2020
今日もムンダイで荒稼ぎしてやるぜ。
12時から営業開始の「ロズべトラ」だが、12時前に満席になっている。
みんなマスクをしているが、政府が言うからしているだけで、COVID-19歳の頃の僕は19歳だった自体に潔癖になっている人は少数派だ。
わかりやすく言うとコロナで過敏になっている人が少ないと言う事だ。
こちらでは警察がかなりの頻度で街中を巡回していて、マスクをしていないと最悪罰金を取られる。だからしている、それだけ。
日本のように赤の他人がマスクをしているしていないでギャーギャー言いだす人は少ない。
ただどんな店でも店内に入るにはマスクは必須で、一度に入れる人数制限をしている店もある。
また話が逸れた。
朝飯も食わずに(忘れてただけ)ロズべトラに向かって、火を起こして焼いた。
とにかくひたすら栗を焼いた。
昨日の計算は随分少なかった。栗が1kg/2€、焼き栗15~20€/1kgほどになる。
最大10倍ですよ。しかも、そもそも拾ってるから投資ゼロで丸儲け。沢山焼くのは大変だけどね。
日曜日のロズべトラは来客が半端じゃない。予約ですでに満席な上に、予約が終わった席に通りががりの客が座りだす。
エリスとクリスに話しかけるにもタイミングを見計らってしまうほど忙しそうだ。
そして焼き栗の営業をしているほどエリスは暇じゃなさそうだ(彼女が店長だからね)。
今日は混みすぎてて売れそうに無いな。
謎の日本人が焼き栗の営業するってのは店のイメージ的にpico strangeなのでやめておく。
イタリア語喋れないけど売る自信はある。ムンダイとチンクエ ユーロさえ言えればイッツイナフ。
パリパリとムンダイ(焼き栗)の皮を剥いて自分で食べる。美味い。
10個に1つくらい超甘い当たりクリがある。
クリしか食べていない僕等にクリスがまかないを作ってくれた。
パエリヤとリゾットの中間の食べ物。
パプリカとトマトとタコ、ズッキーニ、カブ、玉ねぎ、グリーンピース、人参、具材はこんなところだろうか。
酸味が程よくて、コメ感もあってシチュー感もあって、超美味かった。
エリス曰く、日本の一般的なリゾットはリゾットでは無くリゾー。
リゾットは生米を炒めてからブロードをすこーしづつ足していく、これがリゾット。
力説しながら先日クリスの家でチーズのリゾットを作ってくれた。
マジで美味い。文字だと最終的に「美味い」としか書けないのだが、
毎回毎回”美味い”の最上級でオーガニックだと思って欲しい。確実にそう。
ここは僕が39年間生きてきた中で、最上級に美味いものを食べている土地である。
毎日。マジで毎日美味い。
楽しいとかじゃ無くて、美味い。日常を表現する言葉としては相応しくないかもしれないが、最近毎日美味いのである。
例えば昨日のメルカットで買ってきた牛乳が超美味い。パックだけど超美味い。嫌味が全く無い。カフェにも超合う。
さ ら に 、そんな事をクリスに言ったら、BOVESのあそこ抜けて突き当たりの店に行けば、採れたての牛乳を市場より安く持参した容器に入れてくれる、との事。
パックで超美味いのに、もっと安くて美味い牛乳が手に入るらしい。凄いぜピエモンテ!モルトボーノ!
冗談も誇張も無しで、片っ端からオールウェイズ エブリシング エニシング美味いのである。
例えば水の美味さとは関係無いかもしれないけど、こっちへきて洗濯する時は水だけ。湧き水のみで手で洗ってる。
干した後、全く嫌な臭いがしない。最初はこの自然の湧き水で洗剤を使うわけにはいかねぇ!という思想で水で洗っていただけなのだが、
必要なさそう。すごく無い?
と言うか日本で、水の美味しい白馬に居たのに試した事がなかった。
もしかして洗剤って不必要な文化(文化と呼ぶのか謎)なのでは?と勘ぐってしまった。
そんなわけで、本日は沢山栗を焼いたけど売れなかった(と思う)。
この1882コーヒー豆が美味いのでオススメしておく。
飲み過ぎ注意である。カフェは1日2杯と言うダニエロリミットは起きてから最初のカフェでオーバーしている。
カフェ、カフェwithシュガー、カフェ。朝は3杯のカフェが俺スタンダード。
昼間はミルクで割って砂糖入れてコーヒー牛乳。
夕飯の後に2杯だけカフェ飲んで、眠くなるまで活動する。
夕方にダニエロが来て、世間話したりカードゲームしたり。
滞在許可証の事を聞いたら(ダニエロパパが許可証出してくれた)、春までこの辺りに住んでも警察にアレコレ言われることは確実に無いそうだ。
1年とか余裕でいけそうな感じである。
ここ数日で色々と目標が出来てきた。