永住の地を探して

現代日本の生活に嫌気がさした39歳(男)が何も決めずに勢いで日本を飛び出したけど戻ってきたぞ!俺に安息の地はあるのか!?

ハポネムンダイメン現る

17/10/2020

土曜はBOVESのメルカット。

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とりあえず下見で一周、目的のものを買う為にもう一周。

石鹸、シャンプー(ココナッツのヤツがあって嬉しい)、髪を留めのゴム、ハシシ。

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イタリアで面白い事が、値段の表示が/kgがポピュラーってところ。

野菜も肉も全部1キロ幾らで値段が書かれている。

買いたい物を自分で測りに乗せて商品ナンバーを入力するとバーコードが出てくるので、ビニール等に入れてバーコードを貼っておく(スーパーマーケットの場合)。

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朝食はエリスのおばさんのパティスリー。こっちの人は朝は甘いもの食べる人が多い。

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店内のディスプレイなのだが、個人的にツボったのがスイーツもkg単位(笑)

例えばこの写真の小さいスイーツ、これらはどの組み合わせでも25€/1kgという価格なのである。

1kgも食べられるわけないので、適当に10個くらい頼んで6€くらいだったかな。

それぞれ何のケーキか聞けば教えてくれるけど、100%イタリア語なので何言ってるかわからない。

自分を信じてジャケ買いするのみ、である。

 

ヨーロッパの焼き菓子はアニス?みたいな独特の風味がするパターンが結構あって、食べるのに難儀する事が多い。

満席なので持ち帰って食べる事に。

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この肉屋がひたすら良い匂いを醸し出してきやがる。

ミッコが買っちまうか!ってモードになったので、豚と鳥を色々買う。

帰宅して白米を炊いて、肉と飯。スモークの具合がたまらん。

おかわりはクリスが飼ってる鶏の採れたて卵。黄身が超美味い。

 

食後にクリスが現れた。

レストラン「ロズべトラ」で先日収穫した栗を焼いて売ろう、とのこと。オカピット!(わかった!)。

ロズべトラに到着。

昨日よりも晴れていてビザルタが超綺麗。モルトベリッシモ!

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こんなのスゲーじゃん!

一人でテンションが上がってそのまま栗の下処理して焼き始める。

今日は2グリルで大量生産を目論む。そしてロズべトラの客に売る(笑)

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ガラガラ、ガラガラ、40分くらいひたすら動かす。

結構な重労働を合計3ラウンド。握力が限界。せっかく焼いた栗割れない程に疲労

完成したムンダイ(焼き栗)はエリスがプッシャーとなって食後の客に捌いてくれる。

3€/kgの生の栗がムンダイになると9€/kg程になる。

なかなか骨の折れる作業であるが、エリスもその家族も喜んでいるので嬉しい。

普段から自家製IPAをタダで飲ませてくれるし、激ウマいランチも頂いてしまったりなので、少しでも恩を返せたら嬉しい。

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最高です。

 

どうやらムンダイは歓迎されているらしく、明日もムンダイしにロズべトラへ来よう。

エリスの家族と、ロズべトラのお客さん達に俺は”ハポネーゼ・ムンダイ・メン(JapaneseMundaiMen)”と呼ばれ始めてしまったらしい。

あだ名が出来る事は大歓迎。相手にしっかりと認識されるからね。

ただルーマニアで呼ばれてたあだ名が”ボナペティ・メン”で、今回ムンダイ・メン、、、食欲旺盛か!