ハポネムンダイメン現る
17/10/2020
土曜はBOVESのメルカット。
とりあえず下見で一周、目的のものを買う為にもう一周。
石鹸、シャンプー(ココナッツのヤツがあって嬉しい)、髪を留めのゴム、ハシシ。
イタリアで面白い事が、値段の表示が/kgがポピュラーってところ。
野菜も肉も全部1キロ幾らで値段が書かれている。
買いたい物を自分で測りに乗せて商品ナンバーを入力するとバーコードが出てくるので、ビニール等に入れてバーコードを貼っておく(スーパーマーケットの場合)。
朝食はエリスのおばさんのパティスリー。こっちの人は朝は甘いもの食べる人が多い。
店内のディスプレイなのだが、個人的にツボったのがスイーツもkg単位(笑)
例えばこの写真の小さいスイーツ、これらはどの組み合わせでも25€/1kgという価格なのである。
1kgも食べられるわけないので、適当に10個くらい頼んで6€くらいだったかな。
それぞれ何のケーキか聞けば教えてくれるけど、100%イタリア語なので何言ってるかわからない。
自分を信じてジャケ買いするのみ、である。
ヨーロッパの焼き菓子はアニス?みたいな独特の風味がするパターンが結構あって、食べるのに難儀する事が多い。
満席なので持ち帰って食べる事に。
この肉屋がひたすら良い匂いを醸し出してきやがる。
ミッコが買っちまうか!ってモードになったので、豚と鳥を色々買う。
帰宅して白米を炊いて、肉と飯。スモークの具合がたまらん。
おかわりはクリスが飼ってる鶏の採れたて卵。黄身が超美味い。
食後にクリスが現れた。
レストラン「ロズべトラ」で先日収穫した栗を焼いて売ろう、とのこと。オカピット!(わかった!)。
ロズべトラに到着。
昨日よりも晴れていてビザルタが超綺麗。モルトベリッシモ!
こんなのスゲーじゃん!
一人でテンションが上がってそのまま栗の下処理して焼き始める。
今日は2グリルで大量生産を目論む。そしてロズべトラの客に売る(笑)
ガラガラ、ガラガラ、40分くらいひたすら動かす。
結構な重労働を合計3ラウンド。握力が限界。せっかく焼いた栗割れない程に疲労。
完成したムンダイ(焼き栗)はエリスがプッシャーとなって食後の客に捌いてくれる。
3€/kgの生の栗がムンダイになると9€/kg程になる。
なかなか骨の折れる作業であるが、エリスもその家族も喜んでいるので嬉しい。
普段から自家製IPAをタダで飲ませてくれるし、激ウマいランチも頂いてしまったりなので、少しでも恩を返せたら嬉しい。
最高です。
どうやらムンダイは歓迎されているらしく、明日もムンダイしにロズべトラへ来よう。
エリスの家族と、ロズべトラのお客さん達に俺は”ハポネーゼ・ムンダイ・メン(JapaneseMundaiMen)”と呼ばれ始めてしまったらしい。
あだ名が出来る事は大歓迎。相手にしっかりと認識されるからね。
ただルーマニアで呼ばれてたあだ名が”ボナペティ・メン”で、今回ムンダイ・メン、、、食欲旺盛か!